知人からの依頼を受けて
取材の協力をすることになりました。

そのお約束の当日。

私は非常に体調が悪く
本当はキャンセルしたかったけど

いやいや、せっかくお声がけいただいて
私が行くことで、なんらか宣伝のお役に立つのなら。
女性がターゲットのビジネスなら、私も多少なりとも
お役に立てることがあるだろう。

・・・と、自分を奮い立たせて
最初から「ちょっと遅れます」と確信犯的にピンポイントに
取材だけ協力するつもりで先方のお店へ向かいました。

時々、私が確信犯的に
「打合せ1時間取ってるけど、そんなに必要ないだろう」とか
「おそらくスロースタートだから、最初の30分くらいは始まらないだろう」など

正味本番最小限必要なところにだけ参加する腹づもりで
事前に「遅れますが参加します」的なことを言うのは

見抜かれる人にはとっくに見抜かれていて
バレてる人にはバレバレなんですけど

今日のご依頼主は違いました。

なんと、先方のお店につくと
誰もいない。

あっけにとられる私の携帯が鳴り
なんとウチのお店でかなり待っているというではありませんか!

そして、

「え?お店の宣伝のための取材なのに、ウチに行ってどうするんですか?!」

・・・と、お互いにハモるという。

自分のお店の宣伝ではなく
相手のお店のよさを伝えるお役に立てるのなら。

お互いに、そう考えて
自分のお店でなく、相手のお店を宣伝するつもりで
相手のお店へ出向いてしまう。

これは、サービス業のある種の職業病でしょうか。

ビックリしました。
大慌てでした。

でも、こういう人とは
絶対に仕事に対する感覚が合うし

希望的には、何らか仕事でご一緒できるといいなと
そんな風に素直に感じました。

逆に、こちらがとっても平身低頭に恐縮しながら
お願いごとやご相談事に参上するも

一応、「聞いた」という事実だけで
一切それに心を向けることなく

そのついでのように、当然のように
自分の用件や依頼や協力要請ばかり並べて

いいように利用しよう、使って当然・・・みたいな人も
いっぱいいるわけです。

そういう人ほど、どうしたことだか
カネコネ地位名声等々を持つ、いわゆる「エライ人」で

「頭は低く・志は高く」的な言葉が、座右の銘だとか
よぅそんなこと言うわぁ~~~と呆れるようなことを言ってのけたりされるわけです。

人それぞれ生き方なんだとは思いますが

私は、相手の言葉をちゃんと聴いて
相手の求めてることがなんなのか、理解する感覚を磨いて
相手の役に立てることが何か考えて

自分の関わる人、目の前の人、周囲の人のために
できることをやりたいと思う。

そういう人間でありたいし、そういう人の集まる人生がいいな。

誰かに必要とされない人生って成り立たないし
誰かに助けてもらったり応援してもらったりして人は初めて生きていけると思うので。

今日の勘違いは、時間のロスこそあって
それはもったいなくて申し訳なかったけれど

なんだか人間っていいなと思える勘違いでした。