千葉県で保育園が周辺住民の反対により
開園を断念したニュースが話題ですね。

昨日は、ゴールデン街の火災。
今日はこのニュースでもちきりです。

私が新卒で勤務した女子高校も
私が大学を卒業する2か月前に起きた阪神淡路大震災で
壊滅的な被害を受け、同じ場所での再開を断念して、郊外に移転したことで
激しい反対運動にあっていました。

「出ていけ!」
「静かな住環境を返せ!」

などといったのろしの上がる中
オドオドしながら初出勤したのを、今回のニュースで思い出しました。

緊張と不安でいっぱいでした。

あの時の争点も、「女子高生の声は騒音か?」というところで

結果的には、登下校時に女子高生が騒がないよう
道路をふさいだり、迷惑行為がないよう

職員が、道路工事の時などに警備員さんが持って立ってる
交通整理の赤い棒をもって
必ず毎日立つこと。

さらには、学校側が新しく道を作って
駅から住宅街を通らない、新たな通学路を整備するといったことで
合意を得たと記憶しています。

駅から学校までは、恐ろしく遠回りになり
いわゆる未整備の土地に道をつくるわけですから
木や草が生い茂る川沿いの、周囲から隔離された
一般の人が誰も通らないところを女子高生が通学することになり

春先には、それはそれはチカンが勃発して
大変だったのもまた記憶しています。

それでなくても、震災で壊滅的被害を受けていた学校が
あれだけの負担を追って再開するのは
どれほどのことだったのかなー・・・と

今になって思います。

新卒で勤めていた頃は、そんな視点を持ち合わせてもなければ
毎日、目の前の仕事に必死で、余裕もありませんでしたが、

学校運営サイドはきっと危機的な状況で
経営理論と学校教育論の狭間で、教職員にとっても特殊な状況で
あの頃、社会人としても教諭としても、自分はどうすべきなのか

もがき苦しんでいた自分を、ちょっと客観的に眺めて
肩をポンと叩いてやりたくなります。
(まぁ、顔は半笑いですけどね;)

そして。
あれから随分の?時を経て。

ビックリすることに、この4月から、うちのお店の駐車場前が
ようちえん園バスの乗降場所になったようです。

それでなくても駐車場の前の道は、往来も激しければ見通しも悪くて
危ないと苦慮していたうちの駐車場。

なぜよりによってこんな危ない場所が選ばれたのか。
早速うちのお客さまからも、手厳しいご意見が…

①本当に道が狭く、車の往来が激しく、危ない
②乗降で停車中、両方向の車を止めてしまう
③園バスに違法行為はなくとも、園児と保護者はうちの駐車場内でバスを待つ
④営業時間中に、数分とはいえ、駐車場をふさぐ
⑤心理的に、人、それも子どもが立っている駐車場で、車を出し入れしたくない。

もう、誰にとっても要検討
ようちえんバスの乗降場所としてよろしくないのは明らかだと思うのですが

実は、私が一番困ったのは
うちの駐車場を乗降場所にすることを

お店が許可してると思われること。

私もある日突然
お客さんに言われて知ったのです。

事前の連絡は一切ありません。

立場変われば、それぞれ事情は変わるもので
千葉の保育園の件も
「子どもがうるさい」だけが理由ではないんでしょうね、きっと。

待機児童の問題を取り上げると
ヒーローになる時代ではありますが

それぞれの事情や立場を尊重して
一方的に叩くようなやり方は、メディアも世論も慎んで
少子化のこと地域の住環境
行政や企業の協力体制など、建設的に考えたいものです。

私も、一方的にクレーマーにならないよう
可能な限り角の立たない対応を考えようと思っています。