最近見かけた新聞記事。
私自身、娘の教育について、心配があるからなのか
こうした問題が気になって目につきます。

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「奨学金は給付型が世界標準なのに、日本では貸与が当たり前。
大学卒業時に、1千万円の借金を背負っていることも珍しくない」

「奨学金は、せめて利子や延滞金のない制度に改めるべきでは」

これは、やはり子育て世代が声を上げるべき問題だと痛感します。

日本における「教育」の位置付けはおかしい…と思う。
これからの世界で戦い、日本を牽引するブレーン・人材を育てるために最も重要な
「教育」への予算が低すぎる。日本はGDPに占める公教育支出が、OECD諸国で最低水準だそうです。

本来、国が負うべき教育責任を家庭に投げてきた結果として、家庭の所得格差が子どもの学力格差に直結するようになり

地元の公立校で確実に学力が保障されないという現状から、教育費のためにと母親が働いていると
子どもに手をかけることができず、学習面を十分にサポートできないなど、
親も子も、つねに不安を抱えています。

予算的裏付けもなく、現場に理想を押し付け
さらに教育予算を削減しようという国の動きに、親たちは声を上げるべきなんだと思う。

民間が企業の論理で学校運営すれば、不祥事の嵐。
待機児童を減らして、女性に働かせるとか、そういう発想では教育はよくならないと私は考えています。
保育所も学童も「福祉施設」の位置付けだし、高齢者に給付金を撒いてる場合じゃなく、
日本の学費が高すぎる現状と、学生が借金を背負って社会に出ていく現状のために
公的な予算を使っていくよう、改善していく必要があるのだと思うのです。

先日、お金の専門家である知人から
大学入学に関してかかる費用について
具体的な数字で教えてもらいました。

以下のような内容でした。

***

文系の学部を見ると

入学金 200,000
授業料 391,000
教育環境整備費 90,000
実験実習料 45,500
全学グローバル教育費 35,000
学生読書室図書費  400
学会会費  1,000
学生健康増進互助会費 1,500

入学時(春学期)納付額 (3月14日) 764,400
秋学期納付額(10月1日)  521,400
初年度合計 1,285,800

これ以外に教科書代やら、資格を取るための費用がかかってきます。

理系は高いと言いますが、本当に高い。

入学金 200,000
授業料 571,000
教育環境整備費 135,000
実験実習料 50,000
全学グローバル教育費 35,000
学生健康増進互助会費 1,500

入学時(春学期)納付額 (3月14日) 992,500
秋学期納付額(10月1日)   792,500
初年度合計 1,785,000

2年生以降は入学金を除いた金額がかかります。
文系で4年間 約460万円 、理系では6年間とすると約680万円

日本の学費はたかすぎます。奨学金で全部を賄おうとすれば、
子どもたちは500万円から700万円近い借金を背負い
社会に出ることになります。

せめて、半分だけでも給付型の奨学金にならないだろうか。

学生を見ていても、奨学金の利用者が増えて続け、心配になります。

***

我が家ももちろん心配です。
でもこれは、個々の世帯の問題ではなく
日本の将来がかかった問題です。

1.17
震災から21年。
あの時大学生だった私が子育て中。
多くの子どもたちや若者の未来に影響があった大災害です。

そして、数日前には
スキーバスの事故で、未来ある優秀な若者の未来が失われたニュース。

若者や子どもたちの未来を思うとき
教育はあまりにも重要な要素だし、声をあげていく問題だと思うところです。