早いもので、9月ももう終わり。
今週は10月突入です。

10月は大きな予定がいくつもあって
うかうかしていられないのですけど
季節の変わり目。

毎日の気温の変化も
1日のうちの気温の変化も大きくて
夏の疲れも出る時期で

なかなか身体がついていきませんね。

お店のお客様方も
調子の悪い方が多いです。

季節に合わせて、心身ともにシフトチェンジしていかなくてはいけない時期に
またまたシルバーウィークの話題で恐縮ですが。

連休に秩父に行った際
聖神社を訪れました。

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この聖神社。
「銭神様」と呼ばれ、1300年前に日本で初めて誕生した流通貨幣が造られた由緒正しき場所なのだそう。

和同開珎が祀られ
お金儲けの縁起の神様として親しまれています。

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秩父がパワースポットとして人気になり
この聖神社も、金運アップの場所として多くの人が参拝に来られていますが

いつしか「宝くじ祈願」の神様になったようで。

神社内には、お礼参りの人々の報告書?が
びっしりと貼り出されていて

「ジャンボで○億当たりました」
「ロト6で○○○○万円当たりました」

などなど、高額のお礼状もバンバン。

また、御祈願の絵馬には

「平成○年の年末ジャンボに当選しますように」
「○年○月の~~~に当選しますように」

など、具体的な宝くじ名をあげての当選祈願や

「お金持ちになりますように」
「どうぞお金をください」
「お金に不自由なく楽に暮らせますように」

などなど

大人の字も、子どもの字も
あまりにもダイレクトなお金の要求?…というような御祈願の絵馬が
これまたびっしりとかかっていました。

大人も子どももみんなそろって
お金をくださいって

なんだかちょっと悲しい風景でもありました。

それで思い出しましたが
娘が七夕の行事で短冊に願い事を書くとき

「織姫は機織りの名手で、彦星は優秀な牛使いだったので
お願い事は、何かがんばってることが上達しますように、とか
出来ないことができるようになりますように、とか
よい成績や結果がでますように、といった内容をお願いするとよいですよ」

という指導がありました。

「~~~ができるようになりますように」

もしくは

「○○になれますように」

など、雛型にはめ込む書き方の場合もあります。

子どもが小さいうちは
保護者も書いて出すこともありましたが
同じように、ある程度の雛型がありました。

そうしないと、やっぱり
宝くじに当たりますように、とか
お金ください的なお願いが

どうしても多いと聞いたことがあります。

これは、やはり日本の教育が
圧倒的に、経済について学ぶ機会がないことも
影響していると、個人的には感じてます。

お金儲けの神様に対して、ただお金をくださいとか
宝くじに当たりますように・・・では
あまりにもお願いするセンスがない。

その前提となる、経済の仕組みやお金儲けについての
基本的な知識が欠如しているから

どういう仕組みで経済が回っていて
どうすればお金を稼げて、儲けるためには何をすべきか。
自分は何をどうやって、どのように経済的に潤いたくて
そのために、何をして、どんな富を得たいのか。

そういうことを考える術もなければ、習慣もない。

だから、ただ漠然とお金をくださいと言ってしまう。

これは、この国の教育の
非常に由々しき問題だと思うのです。

・・・と、かくいう私も
経済について勉強したのは
社会人も中堅になってからですが・・・

それまで本当に学ぶ機会がなかったのです。
だから、あまりにも知識がなさすぎて
一つ一つの言葉がわからなくて
未知の言語をゼロから学ぶような感覚の苦労がありました。

今も決して、腑に落ちてはいませんが
その大切さは身にしみてわかっています。

今でこそ、親の清貧思想や
お金について話すのがタブーといった考えの弊害がいわれ

小学生向けのお金セミナーなどもあるけれど
やはり、イベント的な金融機関等での催し物などで
きちんと、教育の場で必須としていく必要があると感じています。

それには、大人もちゃんと学ばなくては。

子どもの前で、神様に「お金をください」と書いて奉納するようでは
やはりこれからの時代を生き抜いていく子どもたちを助ける力にならないと思うのです。

そして何より。

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聖神社は、とっても神聖で澄んだ空気の
素晴らしいところでした。

人は、お金に困っていがみ合って争うことなく
心豊かに暮らしたいと願うもの。

心静かに参拝された人たちみなさんに
御利益があってほしいと、そんな気持ちになる場所なので

普遍的な願い事の、その基礎となるお金についての知識を
子どもたちには学んでほしいと、そんな気になった次第です。